心配するお母さんたち

今日はアンパンマンのお話をしたいと思います。最近、ネットやニュースで話題になっていますよね。
アンパンマンは“暴力的”なのか・・・
ネットやニュースの内容では、アンパンマンの必殺技“アンパンチ!!”で
“暴力的になる”
“暴力で物事を解決することをよしとする考えを植え付けないか”
と心配する親がいるということでした。
このブログを読まれている方はどうでしょうか??
このニュース、聞く側からすると、「えっ?!そんなことで、暴力的になるわけないじゃん。」とか、「どこまで過保護なんだよ?!」
とか、あるコメンテーターの方は「こんなこと言う親がおかしい」とまで仰られていて、どちらかというと、親に対して批判的な意見が多いなと感じました。
私自身もこのニュースを聞いて最初は色々な意味で驚きました。しかし、裏を返せば、こうやって心配される親御さんは、こどもたちの将来のことを一生懸命考えてるからこそ、こういった心配事になったのではないでしょうか。
今は情報社会で、すぐに色々な情報を知ることが出来ます。何か子育てで、心配なことがあれば、ネットですぐに調べられる時代です。
そういった面からも、お母さん方は日々不安を抱えながら子育てをされているのではないでしょうか。
今回はアンパンマンの必殺技の“アンパンチ!!”だけをピックアップされていましたが、私は子どもたちにとって、アンパンマンは本当に憧れの正義のヒーローなのだなと、保育者目線で感じています。
保育者になるまでは、アンパンマンって何がそんなに魅力的なのだろうとさえ思っていました(^^;)
アンパンマンの魅力

みんな大好きアンパンマン(^^)♫
アンパンマンが大好きになる理由はいくつかあるそうです。
心理学的に見て、アンパンマンの姿形は子どもたちに受け入れられやすいそうです。
丸っこい形が視覚に入りやすく、親近感が持てると言われています。
仲間たちに優しいアンパンマン。
お腹が空いて動けなくて泣いていると、自分の顔のアンパンを分けてくれます。
仲間たちが、バイキンマンにいじめられていると、すぐに飛んできて助けてくれます。
そして、一度は必ずバイキンマンにやられてしまうアンパンマン。
だけど、それでも立ち向かい、最後はバイキンマンが逃げていきます。
そういったところが、カッコイイ!凄い!!アンパンマンみたいになりたい!!と子どもたちは憧れるのではないでしょうか。
ただ暴力をふるっているわけではない

そして、アンパンマンは、いつもバイキンマンに必殺技“アンパンチ!!”をして、バイキンマンをやっつけていますが、アンパンマンは決してバイキンマンをいじめているわけではありません。
バイキンマンの“してはいけない行動、行い”に対して、アンパンマンはバイキンマンを諭しています。
バイキンマン自体を“悪者”としては捉えていません。
アニメなど、お話のあらすじなど見ているとそのことがわかるかと思います。
アンパンマンに憧れて、“アンパンチ!!”をしてしまう、こどもたちはいると思いますが、そんな時は親御さんが、アンパンマンがなぜ、バイキンマンに“アンパンチ!!”をするのか伝えてあげると、きっと理解してくれるのではないかと思います。
アンパンマンになりきっている

そして、こどもたちは“暴力的”になっているのではなく、大好きなアンパンマンと同一化して、なりきっています。
なりきることで、ファンタジーの世界にはいり、様々な体験をしています。
これは、成長過程でもとても大切なことだと言われています。

たくさん、ファンタジーの世界で体験することで、創造する力が出来、現実の世界でも考える力がついていきます。
しかし、何もしていないお友だちに“アンパンチ!!”をしたり、お父さんお母さんに“アンパンチ!!”を頻繁にして困るということがあれば、その都度、こどもに話してあげると、こどもにも親御さんの思いが伝わるのではないかと思います。
アンパンマンはみんなの味方なのです(*^^*)